読書の秋に。~新型ブックカバー。ワイドサイズ3型、一挙公開~

風が冷たくなって、秋めいてきましたね。
私自身は、夏生まれということもあって、夏は一番好きな季節なのですが、近年の猛暑、いや酷暑は異常ですから…。過ごしやすさではやはり春と秋に軍配が上がります。

秋は、春のように年度替わりの慌ただしさもなく、さまざまな活動を、じっくり取り組んだりするのにもいい季節です。スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋…、でもやはり私は、もっぱら「読書の秋」です。
(ほんとは読書の「年」というか「人生」なんですけど…春夏秋冬年中無休で。(笑´∀`))

ここまでブックカバーを揃えていることから、お察しいただけていることと思いますが、piccinoには本が好きなスタッフが多いです。なので、「この本に合うカバーを作ってほしい」というお客様からのご要望、お気持ちには、「わかります、わかりますよ…!」と共感し、特別注文をお受けして、お作りすることもしばしばです。

例えば、ある業書のために。例えば、楽譜のために。またある時は、大切になさっている聖書をお預かりして、カバーをあつらえたこともございます。

今回のお品物も、そうして作ったのが最初です。

*****

A-0003WNL アカチャ 文庫判サイズのブックカバーのワイドタイプ ¥16,500

本が好きな方、特に推理小説がお好きな方はご存知かと思いますが、しばしば、なんだこの厚さは…、と絶句してしまうような本というものが、世の中には存在します。

歴史小説もしばしば長大になりますが、区切りが作りやすいからか、分冊で刊行されるものも多いです。しかし、推理小説は「問題編」から「解説編」まで一気に読んじゃわないと意味が無いからか、どれだけ長くなっても一冊で刊行されることがあります。特に新本格ブーム以降の作家さんの作品は、時折、“煉瓦”とよばれるくらいに厚みのある本として出るものがあります。

その極めつけが、こちらの1408ページの文庫でしょう。

私自身も中学生の頃から四半世紀以上、大好きな作家さんの作品でして、同じものが私の書棚にもありますので、お客様から、こちらの文庫用にとご相談があったときには、「やっぱり欲しいよね!」と大きく頷いてしまいました。

*****

そんなご相談、ご注文が何件かあり、その都度、別注(特別注文)でお作りしていたのですが、おりしも先月、同じ作家さんの17年振りの新刊がいよいよ出たんです!

待望の新刊だけあって、シリーズ最長・最厚の作品となって、新書判、単行本と電子書籍版との3形態同時発売! 新書判、単行本ともに、造本技術の限界に挑戦するような代物で、それ自体がもはや妖しく、“鈍器”と言われても仕方ない。これを持って読めとは、それだけで「読者への挑戦状」じゃないだろうかというくらいの書籍でした。

もちろん、書誌情報が出た瞬間に予約して3形態ともすべて買ったんですが、届いたものを見て、思いました。

「これが入るカバーつくっとこ! きっと欲しい人はいるはず、というかここにひとりいる!」

ということで、832ページの新書判と、1280ページの四六判単行本のためのブックカバーを作りました(o゚▽゚)o

A-0026WNL アカチャ 新書判サイズのブックカバーワイドタイプ。¥19,800
レギュラー品(A-26NL)との厚みの差が際立つ。

くだんの新刊と、同シリーズの5作目、単巻で最長の作品は、新書判においてはほぼ同じページ数なので、どちらもしっかり入ります。

*****

A-0015WNL アカチャ
四六判単行本サイズブックカバーワイドタイプ

成人男性が手のひらいっぱいで握りしめないと持てないこの本の厚みは6㎝以上!それをしっかり包み込んでくれます。

シリーズ5作目の愛蔵版単行本は、1378ページですが、紙が辞書のような薄い上質紙なので、正味の厚みとしては、4㎝程度なので、こちらも問題なく入れることが出来ます。

*****

3型とも、単に背表紙(マチ)の厚みの分だけ、長く伸ばしただけ、ではなく、見付(表紙を差し込む部分。表2の面の部位)も広げています。本の厚みと重みで、不意にとり落としてしまったときに、本がカバーからずり落ちて、剥がれ落ちたりしないように、見付を深めに取っており、しっかり差し込めるようにしています。

もちろん、完全にくだんの本の専用品というわけではなく、裏表紙側はレギュラー品と同様、アジャストできるように、折り返して帯に差し込む仕様となっており、必要があるかはわかりませんが更に厚い本にも、厚み4㎝くらいの薄い(?)本にも対応できるようにしています。
レギュラー品のブックカバーを既にお使いで、厚めの本を入れると折り返しが足りなくて帯に刺さらなくて使いづらい、なんて思われていた方にも、お持ちいただけましたら幸いです。

*****

まったくの別注品から、一般販売品としてラインナップいたしましたが、さすがに受注生産品とさせていただきます(さすがにこれらの在庫を、全14色も、持てません(^◇^;))

ご注文をいただいてから、お作りいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。