こんにちは、スタッフのRです。
今回、初めて、あけの工房に、自分用のバッグをセミオーダーしてみました☆(o゚∀゚o)
piccinoで働き始めて7年になりますが、これまでも、piccinoのバッグを実際に使ってみよう、ということで、既存のラインナップのものやファーストサンプルなど、様々なバッグを使ってきました。そのなかで、色々と気づいたことがありました。
また、お客様からセミオーダーでのご注文を伺って、この色でつくってほしい、ショルダーベルトはもっと長く、これを入れられるように、こう使いたい、などなどご要望に適うバッグをお造りし、喜んでいただくたびに、いつか自分も、自分の使い勝手に合ったバッグを作ってみたい。と思うようになりました。
そして今回、いよいよ注文が叶い、できあがってきました。それが、物持ちの自分にはとてもぴったりなものでした。
はじめに。これが普段持ち歩いているバッグの中身です。
元々革製品が好きなのと、営業の時に実際に使った感じをサンプルとして見せられるように、ほとんどpiccinoのものばかりです。販売していると、自分でも欲しくなってつい買っちゃっています。
・長財布(WH801、P901WW(廃番))※メイン財布と、移動・パーティ用の札入れ
・名刺入れ(WH805×2)※仕事用と趣味用
・小銭入れ(P904WW(廃番))
・札入れ小銭付(P120NL)※ポイントカードのケースとして再利用
・パスケース(P905WW(廃番))
・キーケース(WH804)
・ペンケース(A-69H、A-70WW)※万年筆用と使い分け
・ノートカバー(A-82NL,B5判)※手描きも手放せない
・ポーチ(A-5H)※充電器、バッテリー、ケーブル、SDカードなどの整理に
・革封筒型ブリーフケース(A-201WP(廃番))
・システム手帳(+他社製バインダー)※学生の頃からの愛用品
・メモ帳(+他社製カバー)※学生の頃からの愛用品
・スマートフォン×2※仕事用とプライベート用
・ノートパソコン
・ワイヤレスイヤホン
・エコバッグ
・扇子
・手ぬぐい
・チケットホルダー
・一筆箋
・東京都の地図(文庫判)※散策には欠かせない
・おくすり手帳
・成田山のお守り
これだけのものを日々、持ち歩いています。(日によっては、読みかけの本が入ってることもありますし、中身を入れ替えてミラーレス一眼とフラッシュとミニ三脚とかを入れることも)
ということで、これらが全部入るだけのバッグを作ってもらいました!
このバッグでこだわった部分は、この前胴のパッチポケットです。
とにかく革小物が多いので、メインのポケットのなかで散らからないように、外側にポケットを張り出させて、細かくポケットを分けて整理収納できるようにしました。
またメインポケットのなかも、抱かせ(オープン)ポケットを前後に。
さらに大事なものを隔離できるファスナーポケットも付けました。
さらに裏胴にも広いファスナーポケット(片引き)を装備。
チケットホルダーなど、すぐに取り出したい紙ものはここに。
もうひとつのこだわりポイントが、メインポケットの天ファスナーとバッチポケットそれぞれに、引き手をダブルで付けて、両引きにしたことです。
わたしは右利きなので、バッグを正面に相対したときには、右手で左から右にファスナーを開けたい人です。また、右肩で肩掛けで担いでいます。
piccinoのバッグの多くは、表胴と裏胴ではデザインが違い、表胴は革を魅せるために何も細工なし。裏胴だけにファスナーポケットという考え方で作られています。
その場合、右肩で肩掛けで担ぐと、ちょうど裏胴のファスナーポケット(右から左に片引き)が手元に来るようになります。(左肩で担がれる場合は、表裏を逆にみて、表胴を身体に密着させて、裏胴のほうを外にして、引き手をお腹側にもってくるかたちでお使いになる方が多いと思います)
但し、このバッグのように、表胴が膨らみのあるバッチポケットで、裏が隠しファスナーで平坦なデザインでは、そのリバーシブルな持ち方が出来ません。膨らみのあるほうを外側に向けないと、身体に中身の小物のアタリが当たって痛いし、密着して圧迫してしまって膨らみの意味がないため、持つ向きが固定されます。
その際、左から右の片引きだけだと、引き手が背中側になってしまいます(裏胴の隠しファスナーの引き手はお腹側)なので、バッグをお腹側に引っ張らないと、ファスナーの引き手に手が届かなくなってしまうし、スリとかにも不安です。
それを両引きにしてもらうことで、ファスナー引き手を右(お腹側)に寄せて、手元で開けられるようになっています。
普段は、右寄せか、このように中央にまとめておいて半分だけ開ければ、パスケースが取り出せるという寸法です。
わたしは右利き、右担ぎで持ち方のクセが固定しているので、表裏に両方ポケットが載るデザインになったとき、細かいことですがこだわってリクエストしました。
こんな感じで、具体的に使うイメージが明確になっていると、ほんのちょっとのリクエストで、劇的に使い勝手が便利になります。これがセミオーダーの醍醐味です。
次回に続きます☆