2010年3月26日
タンニンのつづき。ケブラチョの木とミモザの木からとれたタンニン。 ミモザは聞いたことがあるかと思います。食いしん坊の私としては、ミモザと言えば、ミモザサラダを思い浮かべますが、アカシアの種に属するオーストラリア原産の木です。南アフリカなどで植林され、その木は材木として使用され、その樹皮からはタンニンを抽出します。寒くて湿度の高い地域で育つのがベスト。成長は早く、10年サイクルで植林をしていきます。
ケブラチョは南米原産の硬い木です。水に浮かず、別名、鉄の木と呼ばれているそうです。タンニンは木質から抽出されます。ある外国の会社では、毎年10万本ものケブラチョの苗木を再植林しています。
共通していることは、遺伝子レベルの研究開発をし、病気に強い木を育てている事。このタンニンの粉一つが、とっても大きな、研究テーマなんだと、ちょっと意外な印象を受けました。見えないところで、いろんな人の知恵が結集されていることに驚くばかりです。