2021年のトレンドカラーのひとつ、グリーン。
桜もあっという間に葉桜になり、新緑芽吹く今の季節にピッタリのお色です。
グリーンといっても、ミストグリーンやライトグリーンなどの薄い淡い緑から、カーキに近い濃い緑、お茶葉を思わせるオリーブグリーンなどまで濃淡さまざまですが、最近は、わりと濃いめの緑をとお問い合わせをいただくことが多くございます。
piccinoのアイテムでは、イタリアンナッパのオリーブカラーをオススメしています。
イタリアンナッパは、革の繊維にオイルがたっぷり入っていて、柔軟にして強靱。発色も良く、経年変化も楽しい、革好きにはたまらない素材です。バッグはもちろん、ベストセラーのブックカバーを初めとして、さまざまなアクセサリやステーショナリーもお造りしています。
最近の作例では、
革封筒型のクラッチバッグ(A4判サイズ)
A-201NL(商品ページはこちら)※受注生産品
お打ち合わせの際に大切な書類を入れるドキュメントフォルダとして、士業の方や、永田町の方からのお問い合わせの多い製品です。
従前は黒やカスターニョ(ダークチョコ)などの落ち着いたフォーマルカラーでご注文をいただくことが多かったのですが、今年に入ってから、オリーブカラーでのご注文をいくつかいただきました。
明るいお色の場合、封筒から離れて、書類だけでなく雑貨類を入れて、クラッチバッグとしてお使いいただいているというお話も伺います。
(筆者の場合、iPad Proを入れて、タブレットケースとして使っています。バッグに直に入れると、他のものと接触して、充電中のPencilが外れたりすることもあるので…)
これからの季節、ちょっとお散歩がてら喫茶店に行くときにも、ぜひお持ちください。
青々と茂る力強い新緑を透かしてくる木洩れ陽を浴びて、ますます色鮮やかに輝きます。
☆
もちろん、ベストセラーのブックカバーでも、オリーブは人気です。
イタリアンナッパラックスは天然のタンニンを使ってなめした革なので、色がどんどん変わっていきます。日焼けしたり、人の手の脂や汗が染みこんだり、繊維に含まれる油分が気温の変化によって色濃く出たりと、あらゆる自然と反応し合って、変化していきます。
手の大きさによって、本を持つ時に手を添える位置は人それぞれ違います。そのポジションから少しずつ色が変わり、長くお使いいただくうち、少しずつ色が深まり、自分専用のものとして育てていくのが、大きな楽しみです。
ブックカバーはこちら
ノートカバーやペンケースも同じ色で揃えるのもエレガンテ。
もちろんお財布も。
古来、風水や陰陽道においては、世界の事物をすべて五行に分けますが、そのなかで緑(青)は木行にあたり、植物がすくすくと育つ様から、成長や発展を象徴する色です。財を成す、お金が貯まるということから、金色(イエロー)に並んで意味深く、人気のあるお色です。
お財布はこちら
まだまだ予断を許さないご時世ではありますが、お気に入りの色のアイテムを持って、気分を上げて、大変な時代をみんなで乗り越えましょう!